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壁掛形業務用エアコンとは?設置するメリット・デメリット・注意点

壁掛形業務用エアコンとは?設置するメリット・デメリット・注意点

壁掛形の業務用エアコンは、壁面に設置できる省スペースなタイプです。

天井工事が不要であるため、事務所や小規模店舗などにも導入しやすいですが、一方で広い空間や天井の高い場所では、冷暖房が届きにくい場合があります。
メリットとデメリットを把握した上で、設置場所に合っているかを判断しましょう。

そこで本記事では、壁掛形業務用エアコンの特徴や設置するメリット・デメリットを解説します。
壁掛形を選ぶべきか、業務用エアコンのタイプで迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

  1. 壁掛形の業務用エアコンとは?家庭用との違い
  2. 壁掛形業務用エアコンを設置するメリット
  3. 壁掛形業務用エアコンのデメリットも把握しておこう
  4. 壁掛形業務用エアコンを設置する際の注意点
  5. 壁掛形業務用エアコンとは?設置するメリット・デメリット・注意点 まとめ

壁掛形の業務用エアコンとは?家庭用との違い

壁掛形の業務用エアコンは、家庭用エアコンと見た目が似ているため、違いが分かりにくいタイプといえます。事務所や小規模店舗であれば「家庭用でも使えるのでは」と迷う方もいるでしょう。

ここでは、壁掛形業務用エアコンの基本的な特徴と、家庭用エアコンとの違いを解説していきます。

空調能力が違う

業務用エアコンは、家庭用エアコンよりも広い空間や、熱負荷の高い場所に対応しやすい空調能力を備えています。
熱負荷とは、室内の温度を上げ下げする要因のことです。
人の出入り・照明・厨房機器・OA機器・日差しなど、これらが多いほど、必要な冷暖房能力は大きくなります。

家庭用エアコンは、住宅の部屋を冷暖房する用途が中心です。
一方、業務用エアコンは、店舗・事務所・飲食店・施設などで使われます。

たとえば、来客が多い小規模店舗や、パソコン・複合機を多く使う事務所では、家庭用エアコンでは冷暖房が効きにくいため、業務用エアコンがおすすめです。

耐久性が違う

業務用エアコンは、長時間の運転を前提に作られている点が家庭用との大きな違いです。
家庭用エアコンは必要な時間だけ使うことが多いのに対し、業務用エアコンは営業時間中に連続して稼働する場面が少なくありません。

事務所であれば始業から終業まで、店舗であれば開店準備から閉店後の片付けまで、運転することもあります。
飲食店や美容室のように人の出入りが多い場所では、室温が変化しやすく、エアコンにも負担がかかりやすいのです。

家庭用エアコンを業務用途で長時間使うと、能力不足や故障につながる場合があります。
壁掛形を検討しているならば、使用時間が長い場所では業務用エアコンを選ぶほうが安心でしょう。

電力が違う

家庭用エアコンと業務用エアコンでは、使用する電源が異なります。

家庭用エアコンは、単相100Vまたは単相200Vが一般的です。
一方、業務用エアコンでは、単相200Vや三相200Vを使う機種があります。

三相200Vとは、店舗や工場などで使われる動力電源です。
業務用エアコンの能力を安定して発揮しやすく、長時間運転する業務用途に向いています。
ただし、建物に動力契約がない場合は、電気工事や契約の確認が必要です。

壁掛形の業務用エアコンを選ぶときは、本体価格や畳数だけで判断せず、設置場所の電源が対応しているかを確認しましょう。
また、既存のエアコンから入れ替える場合も、同じ電源で使えるとは限りません。

冷媒配管の長さが違う

業務用エアコンは、室内機と室外機をつなぐ冷媒配管の条件も家庭用と異なります。
家庭用エアコンは、室内機の近くに室外機を置くケースが多く、配管距離も比較的短くなります。

一方、業務用エアコンでは、室外機を屋上や建物裏、共用スペースなどに設置する場合があり、配管距離が長くなりやすいのです。

壁掛形は、室内機を壁面に設置できるため省スペースですが、室外機の置き場所や配管ルートを確保できなければ設置できません。
そのため、機種を選ぶ際は室内機の位置だけでなく、室外機までの距離や配管を通す経路も確認しておきましょう。

壁掛形業務用エアコンを設置するメリット

壁掛形業務用エアコンを設置するメリット

壁掛形業務用エアコンには、設置しやすさや手入れのしやすさなどのメリットがあります。
以下で、詳しく見ていきましょう。

省スペースで設置しやすい

壁掛形業務用エアコンは、室内機を壁面に取り付けるため、床面を使わずに設置できます。
限られた空間を有効に使いたい事務所や小規模店舗では、設置場所を確保しやすい点がメリットです。

床置形のように床スペースを占有しないため、机や棚、商品陳列棚、作業台などの配置を妨げにくくなります。
天井に埋め込むタイプと違い、天井内のスペースが限られている建物でも、導入を検討しやすいでしょう。

たとえば、個人経営の店舗や受付スペース、事務所の一角、バックヤードなどでは、壁面に設置できる壁掛形が選択肢の一つです。
大規模な空間全体を冷暖房するよりも、比較的小さな空間を効率よく空調したい場合に向いています。

シンプルなデザインでインテリアに馴染みやすい

壁掛形業務用エアコンは、家庭用エアコンに近いシンプルな見た目のため、室内の雰囲気になじみやすいタイプです。
天井から大きく吊り下げる形状ではないため、圧迫感を抑えながら設置できます。

店舗では、空調機器が目立ちすぎると内装の印象に影響します。
壁掛形であれば、白を基調とした室内機が多く、事務所やクリニック、美容室、学習塾などの空間にも取り入れやすいでしょう。

もちろん、本体を完全に隠せるわけではありません。
それでも、壁面の高い位置に設置できるため、視線の邪魔になりにくく、室内のレイアウトを大きく変えずに導入しやすい点は魅力の一つです。

日常的なメンテナンスがしやすい

壁掛形業務用エアコンは、日常的なメンテナンスをしやすい点もメリットです。
天井埋込形のように高い位置の内部パネルを開ける作業に比べると、簡単にフィルターの確認や清掃に取りかかれます。

エアコンは、フィルターにホコリがたまると風量が落ち、冷暖房の効きが悪くなります。
また、店舗や事務所では使用時間が長くなりやすいため、汚れを放置すると電気代の増加や故障の原因となる点に注意が必要です。

壁掛形ならば、脚立で届く範囲に設置されることが多く、定期的なフィルター清掃を続けやすいでしょう。

天井埋込形より初期費用を抑えやすい

壁掛形業務用エアコンは、天井埋込形より初期費用を抑えやすい点もメリットです。
天井埋込形は、室内機を天井内に収める構造であり、天井開口や補修などの工事が必要となる場合があります。

一方、壁掛形は壁面に室内機を取り付けるため、大がかりな天井工事を避けられるケースがあります。
既存の建物に後から業務用エアコンを導入する場合や、内装工事の範囲をできるだけ抑えたい場合に検討しやすいタイプです。

ただし、実際の導入費用は、本体価格だけで決まりません。
配管の長さや室外機の設置場所、電源工事の有無、既存機器の撤去などによって総額は変わります。

費用を正確に把握したい場合は、設置環境を確認した上で見積りを依頼しましょう。

壁掛形業務用エアコンのデメリットも把握しておこう

壁掛形業務用エアコンは、導入しやすい一方で、設置場所や空間の広さによっては、不向きな場合があります。
どれを導入するか選ぶ前に、弱点も確認しておきましょう。

広いフロアや天井の高い空間に向いていない

壁掛形業務用エアコンは、広いフロアや天井の高い空間には向いていません。
壁面から風を送る構造のため、空間全体へ均一に冷暖房を届けにくい場合があるためです。

たとえば、広い事務所・天井の高い店舗・奥行きのあるフロアでは、エアコンの近くは快適でも、離れた場所では効きが弱く感じることがあります。
人の出入りが多い店舗では、外気の影響も受けやすく、能力に余裕がないと室温が安定しません。

空間全体をムラなく空調したい場合は、天井カセット形や天井吊形のほうが適しているケースがあります。
壁掛形を選ぶときは、部屋の面積だけでなく、天井高や奥行き、人の動線も含めて検討しましょう。

壁面にしか設置できない

壁掛形業務用エアコンは、室内機を壁面に取り付けるため、設置できる場所が限られます。
十分な強度のある壁面が必要であり、窓や棚、看板、照明、収納などがある場所には、取り付けにくいケースがあるのです。

また、室内機から室外機まで冷媒配管やドレン配管を通す必要があります。
ドレン配管とは、冷房時に発生する水を屋外へ排出するための管です。
配管ルートを確保できない場合、希望する位置に設置できないことがある点にも留意しておきましょう。

また、見た目だけで設置場所を決めると、風向きが悪くなったり、メンテナンスしにくくなったりします。
壁掛形を検討する際は、室内機を付けたい壁だけでなく、配管の通し方や室外機の位置まで確認しておくことが大切です。

本体を隠すことができない

壁掛形業務用エアコンは、室内機が壁面に見える状態で設置されます。
天井埋込形のように、本体を天井内へ収めることはできないため、内装にこだわる店舗では目立ちやすい点がデメリットです。

飲食店や美容室、サロン、アパレル店など、空間の雰囲気を重視する場所では、本体の存在感が気になることもあるでしょう。

内装との一体感を優先したい場合は、天井カセット形やビルトイン形も選択肢の一つです。
業務形態を考慮した上で、空間にマッチするのかを慎重に判断しましょう。

壁掛形業務用エアコンを設置する際の注意点

壁掛形業務用エアコンは、設置前の確認が不足すると、効きの悪さや工事トラブルにつながります。
導入前に、馬力や室外機の位置、依頼先を確認しておきましょう。

空間の広さに合わせて馬力を選ぶ

壁掛形業務用エアコンを設置する際は、空間の広さに合う馬力を確認しておきましょう。

馬力とは、業務用エアコンの能力を示す目安です。
数値が大きいほど、広い空間や熱負荷の高い場所に対応しやすくなります。

ただし、面積だけで選ぶと失敗する場合があります。
同じ広さでも、日当たりが強い部屋や人の出入りが多い店舗、厨房機器やパソコンが多い空間では、必要な能力が変わる点に注意が必要です。

能力が不足すると、冷暖房の効きが悪くなり、設定温度を下げても快適になりません。
反対に、必要以上に大きい機種を選ぶと、本体価格や電気代が高くなる可能性があります。
設置場所の用途まで含めて、現場に適した馬力を選びましょう。

室外機の設置場所を確認する

壁掛形業務用エアコンを導入する際には、室内機だけでなく室外機の設置場所を確認しておくことも大切です。
室外機を置く場所が確保できなければ、室内機を希望の位置に取り付けられない場合があります。

室外機とは、屋外で熱を逃がしたり、取り込んだりする役割を持つ機器です。
周囲に十分なスペースがないと排熱しにくくなり、エアコンの効きが落ちる原因になります。

ベランダや建物裏、屋上、共用部などに置く場合は、設置可否や作業スペースも確認しましょう。

実績が豊富な専門業者に依頼する

壁掛形業務用エアコンの設置は、実績が豊富な専門業者に依頼しましょう。
家庭用エアコンに近い見た目でも、業務用エアコンには電源や配管、室外機、排水、設置強度など、確認すべき項目が多くあります。

とくに、既存のエアコンから入れ替える場合は、現在の配管を再利用できるか、電源が合っているか、撤去費用が発生するかを確認しなければなりません。
店舗や事務所では、営業時間への影響を抑える工事計画も必要です。

業者を選ぶ際は、本体価格の安さだけで判断せず現地調査や見積りの説明が丁寧かを確認しましょう。
設置環境に合う機種を提案できる業者ならば、導入後のトラブルを防げます。

壁掛形業務用エアコンとは?設置するメリット・デメリット・注意点 まとめ

壁掛形業務用エアコンとは?設置するメリット・デメリット・注意点 まとめ

壁面に設置する壁掛形の業務用エアコンは、天井埋込形よりも設置しやすいのが最大のメリットです。
省スペースで日常的なメンテナンスもしやすく、事務所や小規模店舗などに向いています。

一方、広いフロアや天井の高い空間では、冷暖房が行き届きにくい場合があります。
設置する際は、空間の広さに合う馬力を選び、室外機の設置場所や工事条件も確認しておくことが大切です。

壁掛形業務用エアコンの導入を検討しているならば、信頼できる業者に依頼しましょう。
業務用エアコンの販売実績が豊富な当店では、無料見積りを実施しております。

現場の状況に適した機種を提案いたしますので、ぜひ一度、お気軽にご相談ください。

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