業務用エアコンの室外機の重さをチェック!設置を検討する際の注意点
業務用エアコンの室外機は、家庭用エアコンよりも大きく重いため、機種によっては搬入や設置場所を慎重に確認しなければなりません。
見た目は似ていても、メーカーやシリーズ、馬力の違いによって重量は大きく異なります。
そこで本記事では、設置する際に重量面でのトラブルを防ぐべく、室外機の重さの目安を一覧表にまとめました。
また、設置場所の耐荷重や搬入方法など、チェックすべき注意点についても解説しますので、業務用エアコンの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
【メーカー別】業務用エアコンの室外機の重さ
業務用エアコンの室外機の重さは、メーカーやシリーズ、容量などによって異なります。
ここでは、各メーカーを代表するシリーズを参考に、重量の目安を一覧表にまとめました。
ダイキンの主な室外機重量一覧
| 容量区分 | シリーズ名 | 馬力の目安 | 室外機重量の目安 |
| P40~P80形 | Eco-ZEAS | 1.5~3馬力 | 37~43kg |
| P112~P160形 | Eco-ZEAS | 4~6馬力 | 70~71kg |
| P224~P280形 | Eco-ZEAS | 8~10馬力 | 109~120kg |
三菱電機の室外機重量一覧
| 容量区分 | シリーズ名 | 馬力の目安 | 室外機重量の目安 |
| P40~P80形 | スリムZR | 1.5~3馬力 | 41~66kg |
| P112~P160形 | スリムZR | 4~6馬力 | 100kg |
| P224~P280形 | スリムZR | 8~10馬力 | 130~134kg |
パナソニックの室外機重量一覧
| 容量区分 | シリーズ名 | 馬力の目安 | 室外機重量の目安 |
| P40~P80形 | XEPHY Premium | 1.5~3馬力 | 39~67kg |
| P112~P160形 | XEPHY Premium | 4~6馬力 | 102~105kg |
| P224~P280形 | XEPHY Premium | 8~10馬力 | 110~119kg |
東芝の室外機重量一覧
| 容量区分 | シリーズ名 | 馬力の目安 | 室外機重量の目安 |
| P40~P80形 | スーパーパワーエコゴールド | 1.5~3馬力 | 34~49kg |
| P112~P160形 | スーパーパワーエコゴールド | 4~6馬力 | 76~79kg |
| P224~P280形 | スーパーパワーエコゴールド | 8~10馬力 | 141kg前後 |
日立の室外機重量一覧
| 容量区分 | シリーズ名 | 馬力の目安 | 室外機重量の目安 |
| 40~80型 | 省エネの達人プレミアム | 1.5~3馬力 | 39~45kg |
| 112~140型 | 省エネの達人プレミアム | 4~5馬力 | 86~99kg |
| 224~280型 | 省エネの達人プレミアム | 8~10馬力 | 128kg |
上記の数値は、あくまで目安です。
室外機の重量は単相・三相の違いや、寒冷地仕様などの仕様によっても異なるため、カタログやメーカーの仕様書で正確な数値を確認しながら選定しましょう。
【ファンタイプ別】業務用エアコンの室外機の重さ

業務用エアコンの室外機は、馬力だけでなくファンの数でも、大きさや重さが変わります。
ここでは、シングルファン・ダブルファン・その他の3つに分けて、重量の目安と設置時に押さえておきたいポイントを解説していきます。
シングルファン
シングルファンは、比較的小規模な店舗や事務所で使われる機種に多く、重さの目安は30~90kg程度です。
1.5~5馬力クラスのコンパクトな業務用エアコンに多く、ほかのタイプより搬入しやすい傾向にあります。
ただし、4~5馬力クラスでは70~90kg前後になる場合もあるため、家庭用エアコンのように一人で持ち運べるような重さではありません。
壁面やバルコニーに設置しやすいですが、架台の耐荷重や搬入経路の事前確認が必須です。
ダブルファン
ダブルファンは、中規模から大規模の施設で使われることが多く、重さの目安は90~150kg程度です。
ファンが2つになる分、本体サイズも大きくなり、100kgを超えるケースも珍しくありません。
6~10馬力では100kg超、8~10馬力では130~160kg程度になる場合もあり、屋上設置や床置きを前提に選ばれる傾向にあります。
ただし、搬入時にレッカー車やクレーンが必要となる場合もあるため、搬入経路の確認が重要です。
その他
シングルファンとダブルファンのほかには、ビル用マルチや特殊仕様の大型室外機があります。
重さは150kg以上が目安で、10馬力超では200kgを超える場合もあります。
寒冷地仕様や高効率型、連結タイプではさらに重くなりやすく、据付工事だけでなく、設置面の強度確認や搬入計画を慎重に進めなければなりません。
業務用エアコンの室外機の重さに関する注意点

ここでは、業務用エアコンの設置前に確認したい耐荷重や搬入計画、見積り時の共有事項について解説していきます。
設置場所の耐荷重をチェックする
室外機は機種によって100kgを超えるため、屋上やベランダに設置する場合は、床や架台がその重さに耐えられるかどうか、設置場所の耐荷重を確認しなければなりません。 新築ならば設計段階で検討しやすいものの、既存建物では図面確認や現地調査が必須です。
重さが一箇所に集中すると、床のたわみや基礎の傷みにつながる恐れもあります。 鋼製架台やコンクリート基礎を使って荷重を分散するなど、沈下や破損に配慮しながらの施工が欠かせません。
クレーンの必要性や搬入経路をチェックする
室外機が重くなるほど、設置場所まで安全に運べるかが課題となります。
エレベーターに入らない、階段で持ち上げられない、通路幅が足りないといった状況が問題にならないか、しっかりとチェックしておきましょう。
特に、100kgを超える室外機を設置する際には、クレーンやレッカーでの吊り上げが必要となるケースもあります。
さらに、電線や樹木が作業の妨げにならないか、重機を置くスペースを確保できるかも確認しておきたいポイントです。
道路使用許可が必要になる現場もあるため、搬入経路は早い段階で確認しておくと工事がスムーズに進みます。
見積りで重量に関する情報を業者と共有する
業務用エアコンは同じ馬力でも、高効率型や寒冷地仕様などは、重量が増す傾向にあります。
そのため、見積りの段階から、検討している機種の正確な情報を業者と共有しておくことが重要です。
仮に情報が曖昧だと、必要な人員や重機の手配に問題が発生する可能性があります。
室外機の重さに加えて、設置場所の構造や搬入経路の条件も合わせて共有しておけば、トラブルを未然に防げるでしょう。
荷受けを発注者側で行う場合も、重量を把握していないと人手不足になりかねません。
工事当日のトラブルを防ぐためにも、重量情報は図面や仕様書に反映し、関係者全員でそろえておくことが重要です。
具体的な業務用エアコンについては、以下のページからメーカーや設置場所、形状、馬力に合わせて選べるため、ぜひチェックしてみてください。
業務用エアコンの室外機の重さをチェック!設置を検討する際の注意点 まとめ
業務用エアコンの室外機の重さは、形状や馬力だけでなく、メーカーやシリーズによっても異なります。
設置場所の条件によっては、搬入方法や工事内容が大きく変わるため、事前に確認しておきましょう。
また、見積りの段階で候補機種の重量や設置場所の状況、搬入経路の条件を業者と共有しておくことが、当日のトラブルを防ぐためにも重要です。
当店では、綿密な現地調査の上で状況に適した具体的な機種をご提案しています。
また、無料見積りも行っておりますので、業務用エアコンの新規導入・入れ替えを検討しておりましたら、お気軽にご相談ください。
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