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パッケージエアコンとは?業務用と家庭用との違い・選び方・買い替え時期

パッケージエアコンとは?業務用と家庭用との違い・選び方・買い替え時期

パッケージエアコンとは、オフィスや店舗、工場などで使われる業務用空調機器の総称です。
家庭用エアコンと比べて冷暖房能力が高く、広い空間に対応できます。
ただし、パッケージエアコンにはさまざまなタイプがあり、はじめて導入する際に迷ってしまう場合も少なくありません。

そこで本記事では、パッケージエアコンの種類や選び方を分かりやすく解説します。
また、買い替え時期の目安も併せてご紹介するので、導入を検討している方はぜひ参考にしてください。

目次

  1. 【種類別】パッケージエアコンの特徴
  2. パッケージエアコン(業務用)と家庭用の違い
  3. パッケージエアコンの選び方
  4. パッケージエアコンの買い替え時期
  5. 業務用エアコンの故障が疑われる場合の究明方法 まとめ

【種類別】パッケージエアコンの特徴

パッケージエアコンには、以下の3種類があります。

  • 店舗・オフィス用
  • 業務用マルチ(ビル用)
  • 設備・工場用

それぞれの特徴を正しく理解した上で、より効果的で効率的な空調システムを導入しましょう。
ここでは、各タイプの特徴について詳しく解説していきます。

店舗・オフィス用エアコン

店舗・オフィス用のパッケージエアコンは、中小規模の空間に向いているタイプです。
1台の室外機に対して、1台または複数台の室内機を接続できます。
例えば、1つの空間を均一に冷暖房したい場合は「ペアタイプ」や「同時運転マルチ」、空間を分割して別々に制御したい場合は「個別運転マルチ」がおすすめです。

店舗・オフィス用のパッケージエアコンには、飲食店のフロアや個室、あるいは仕切りのあるオフィスなど、それぞれの空間ごとの用途に合わせた空調が可能というメリットがあります。
空間の特性に応じた機種選定により、快適性の向上のみならず、省エネ効果を高められる点も魅力です。

業務用マルチエアコン(ビル用マルチエアコン)

大規模な建物全体をカバーしたい場合は、業務用マルチエアコン(ビル用マルチエアコン)が適しています。
主に、延床面積3,000㎡以上のビルや、複合施設などに多く採用されています。

冷媒配管の長さや高低差にも柔軟に対応できるため、複雑な建物構造でも自由な設計でシステムを組める点がメリットです。
また、室内機ごとの個別運転にも対応しており、フロアやテナントごとに空調を制御できることから、管理しやすさや快適性が大幅に向上します。

設備⽤・⼯場⽤エアコン

工場などの特殊な設備環境に特化した空調が求められる場面では、設備用・工場用エアコンが適しています。
一般的なエアコンと異なり、粉塵・油煙・高温多湿といった過酷な条件下でも、安定して稼働できるモデルが販売されています。

生産ラインや検査室、保管庫など精密な温湿度管理が必要とされる空間では、高い制御性能を持つ機種が必要です。
設備⽤・⼯場⽤エアコンならば、耐久性や保守性も高く、長時間連続運転が必要な現場でも、安心して使用できます。
さらに、研究施設など、より特殊な環境でも安定した空調管理が可能です。

パッケージエアコン(業務用)と家庭用の違い

パッケージエアコン(業務用)と家庭用の違い

パッケージエアコンと家庭用では、用途・能力・電源・設置方法など、さまざまな点で異なります。
ここでは、それぞれの違いを項目別に見ていきましょう。

用途が異なる

家庭用エアコンは「ルームエアコン」とも呼ばれており、一般住宅のリビングや寝室など、家族単位の生活空間での使用を前提に設計されています。
また、冷暖房能力も限定的であるため、店舗やオフィスといった広い空間には向いていません。

一方、業務用のパッケージエアコンは、店舗・オフィス・工場など、多様な用途や使用環境を想定して設計されています。
長時間の連続運転や、人の出入りが多い環境に耐えられる構造であり、室内機の種類も多く設置の自由度が高い点も特徴です。

能力が異なる

業務用のパッケージエアコンは、店舗・オフィス・工場など、広い空間に対応できる高い能力が魅力です。
冷暖房能力を「馬力」で表示しており、1.5~10馬力ほどの豊富なラインナップから、設置場所に合わせて選択できます。

対して、家庭用エアコンは一般的な住宅に合わせた設計で、能力が小さいのが特徴です。
冷暖房能力を「kW(キロワット)」と「畳数」で表現しており、例えば「主に12畳用」といったように表示されています。

一般的な住宅のリビングなどに対応すべくコンパクトさ重視で設計されており、最大3馬力(28~42畳)ほどです。
パッケージエアコンの10馬力(100~146畳)と比較すると大幅に能力が劣るため、店舗やオフィスなど広い空間の冷暖房には適していません。

室内機のタイプが異なる

家庭用エアコンの室内機は、基本的に壁掛けタイプが主流ですが、業務用のパッケージエアコンには、以下のように多くのタイプがあります。

  • 天井埋込カセット形
  • ビルトイン形
  • ダクト形
  • 天吊露出形
  • 床置形
  • 壁掛け形

さまざまな種類があるため、レイアウトや空間のデザインを損なわずに導入でき、空間ごとに最適な空調環境を実現できます。
特に、来客の多い店舗では、デザインや風向制御が重要な要素となるため、業務用ならではの多彩さは大きなメリットです。

電源が異なる

家庭用エアコンは主に単相100Vか、およそ4.0kW以上の機種では、単相200Vで動作します。一方、業務用のパッケージエアコンは、高出力に対応できる単相200V、または三相200Vが基本です。

三相200Vは効率的な電力供給が可能な電源であり、家庭用の「従量電灯プラン」ではなく、主に業務用機器を扱う飲食店や工場などに適した「動力プラン」が必要となります。

なお、電力会社と動力プランを契約するには、業務用エアコンの設置と、業務用エアコン用ブレーカーなどの配線工事が完了している状態が条件です。

設置にかかる時間が異なる

壁掛けの室内機に関して、一般的な家庭用エアコンが約2~3時間と短時間で設置できるのに対し、業務用のパッケージエアコンは以下のような要件によって期間が異なります。

  • 搬入ルートの確保
  • 天井内部の施工
  • 複数の配管・配線工事
  • 室内機の台数
  • 古いエアコンの撤去台数

一概にはいえませんが、上記の要件の違いによって早くて6~8時間、もしくは数日にわたる工事日程を確保しておく必要があるため、その点に留意しておきましょう。

パッケージエアコンの選び方

パッケージエアコンを選ぶ際には、使用用途や設置環境を考慮しておくことが重要です。
ここでは、パッケージエアコンの機種選定で押さえておきたいポイントを解説していきます。

用途や広さに合わせて能力を決める

パッケージエアコンは、設置する空間の用途や、広さに応じた能力選びが重要です。
例えば、同じ面積でも、ドアの開閉が多く人の出入りが激しい飲食店と静かなオフィスでは、必要な冷暖房能力が大きく異なります。

とはいえ、静かなオフィスパソコンでもOA機器が多い場合、発熱による室温上昇も考慮しなければなりません。また、飲食店で厨房の熱や鉄板などの熱源がある場所 に設置するなら、実際の広さに対してワンランク上のパワーが必要です。

このようにパッケージエアコンを選ぶ際は広さだけに着目せず、業務内容や設置場所を考慮して適切な能力を選びましょう。

室内機の形状を決める

パッケージエアコンは、使用する空間のレイアウトや見た目に合わせて、さまざまな室内機の形状から選べるのが魅力です。
主に、以下のタイプから選択できます。

  • 天井埋込形4方向
  • 天井埋込形2方向
  • 天井埋込形1方向
  • コンパクト4方向
  • ビルトイン
  • ダクト形
  • 天井吊り形
  • 壁掛け形
  • 床置き形
  • 厨房用

上記のように、同じ天井埋込形でも、吹き出し口の数が異なる場合があります。
風の届き方や設置スペース、メンテナンス性を考えて選ぶほか、お客様が長く座るお店では、風向きを考慮することも大切です。
また、天井が高い倉庫などの場所では、床置形も選択肢となります。

設置場所と台数を決める

パッケージエアコンの設置場所は、部屋の形状を考慮しましょう。
広さに合わせて能力を選択しても、部屋の形によっては風が行き届かない部分が出てくる可能性があるためです。

また、設置する台数も重要です。
例えば、能力の大きい機種を1台設置するよりも、能力が小さめの2台のエアコンを設置したほうが、効率的に冷暖房できる場合があります。

また、複数台のエアコンを設置するならば「マルチ運転」対応モデルを選びましょう。
室外機1台に対し、室内機を4台ほど接続して同時に運転が可能です。
広いフロアや部屋に複数の室内機を設置すれば、空気を分散でき、ムラのない快適な空調環境に整えられます。

パッケージエアコンの買い替え時期

パッケージエアコンの買い替え時期

業務用のパッケージエアコンの買い替え時期は、一般的に10年ほどが目安とされています。
ただし、あくまでも目安であり、使用環境や稼働状況によって異なる点に注意が必要しましょう。
例えば、飲食店や工場など負荷がかかりやすい環境では、劣化が早まりやすく、より短いスパンでの交換が必要となる場合があります。

また、メーカーによる部品の保有期間は、製造終了から10年と定められているのが一般的で、それ以降は修理に必要な部品が手に入らないケースもあります。
突然故障して修理ができない場合、業務にも支障をきたしかねません。
故障が業務の妨げにならないよう、10年をひとつの節目として、買い替えを検討するのがおすすめです。

パッケージエアコンとは?業務用と家庭用との違い・選び方・買い替え時期 まとめ

パッケージエアコンは、家庭用に比べて高い冷暖房能力を備えており、広い空間や人の出入りが多い場所で安定した空調が可能です。
その反面、過酷な使用環境にさらされることが多いことから、寿命が短くなりやすいという特性もあります。

また、使用年数の経過により修理やメンテナンスの頻度が増え、結果としてコストがかさむケースも少なくありません。
業務に支障をきたさないためにも、導入後10年を目安に買い替えを検討するのがおすすめです。

当店では、豊富な施工実績と知識をもとに、最適な機種選びをサポートしております。
無料見積りも承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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