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業務用エアコン「室外機」の特徴とは?設置方法や注意点もご紹介

業務用エアコン「室外機」の特徴とは?設置方法や注意点もご紹介

業務用エアコンは、広範囲を冷暖房できる高い空調性能が魅力です。
ただし、家庭用に比べて室外機が大きく、設置場所の確保が難しいケースも少なくありません。

そこで本記事では、業務用エアコンの室外機の特徴や設置方法、注意点などを解説します。
新規設置や買い替えを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

目次

  1. 業務用エアコン「室外機」の特徴・役割
  2. 家庭用エアコンとの違いとは
  3. 業務用エアコン「室外機」の設置方法
  4. 業務用エアコン「室外機」を設置する際の注意点
  5. 業務用エアコン「室外機」の特徴 まとめ

業務用エアコン「室外機」の特徴・役割

業務用エアコン「室外機」の特徴・役割

業務用エアコンは、家庭用エアコンよりも冷暖房能力が優れています。
一方、稼働力がパワフルな分、室外機のサイズが大きいため、設置するにはスペースの確認が欠かせません。

新設する際は、室内機を適切な位置へ設置することも大切ですが、やはり室外機の置き場所を専門業者と相談しながら進めていくことが重要です。

業務用エアコンの室外機は、室内から送り込まれる空気との熱交換に欠かせない熱交換器を搭載しており、以下の役割を担っています。

  • 冷房時に冷媒ガスを減圧して室内の熱を屋外へ放出する
  • 暖房時に冷媒ガスを圧縮して室内へ熱を送る

種類

業務用エアコンには「上吹きタイプ」と「前吹きタイプ」の2種類があります。
それぞれの特徴を見ていきましょう。

上吹きタイプ

上吹きタイプの室外機は、天井部分にファンを搭載している点が特徴です。
熱交換を行った後の空気を逃がす構造で、周囲に障害物がある場所へ設置するのに適しています。

ビルの屋上といった限られたスペースへ、大容量型やマルチ型の室外機を設置したい場合におすすめです。

前吹きタイプ

室外機の前面にファンを搭載しているのが、前吹きタイプです。
一般的に、家庭用エアコンで使用されており、正面に空気を放出するスペースを確保する必要があります。
業務用エアコンにおいては、小型モデルに採用されています。

構造

業務用エアコンの室外機は、構造に以下の部品が組み込まれています。

圧縮機

圧縮機は、別名「コンプレッサー」とも呼ばれており、エアコンの心臓部ともいえる部品です。
冷媒ガスを流すポンプの役割を担い、冷媒ガスの減圧・圧縮によって冷暖房運転を行っています。

四方弁

四方弁とは、圧縮機の「吸入」「吐出」「室内熱交換器」「室外熱交換器」の4方向への流れをコントロールする部品です。
圧縮機から送られる冷媒ガスの流れを切り替え、冷房と暖房の両方の機能を持たせる役割を担っています。

膨張弁

膨張弁は、圧縮機や四方弁と反対側にあり、熱交換器とつながっている部品です。
「高温・高圧」の冷媒を「低温・低圧」に変換する役割があり、断熱膨張によって冷媒の圧力と温度を下げる構造となっています。

室外熱交換器

放熱・吸熱に欠かせないのが、室外熱交換器です。
冷房時には熱を放出し、暖房時には吸熱の働きをします。

家庭用エアコンとの違いとは

家庭用エアコンとの違いとは

業務用エアコンと家庭用エアコンでは、基本的な構造に大きな違いはありませんが、使用目的や性能において明確な差があります。
業務用エアコンは「パッケージエアコン」、家庭用エアコンは「ルームエアコン」と呼ばれており、冷暖房能力が決定的に違う点です。

家庭用エアコンの冷暖房能力は、最大で3馬力(8.0kW)ほどなのに対し、業務用エアコンの場合、10馬力(28.0kW)を超える大容量タイプも販売されています。

なお、業務用エアコンにおいては、1台の室外機で複数の室内機を動作させる「マルチ型」も選択可能です。

また、家庭用と業務用では電圧も異なり、家庭用エアコンが単相100Vか200Vである一方、業務用エアコンは単相200V・三相200Vに対応しています。

業務用エアコン「室外機」の設置方法

業務用エアコンの室外機には、さまざまな設置方法があります。
それぞれにメリットや注意点があるため、ポイントを押さえておきましょう。

直置き

直置きとは、地面に置く設置方法です。
家庭用エアコンにも一般的に採用されており、コンクリートブロックなどの足場を用意して固定するだけと、もっとも簡単に設置することができます。

室外機の設置場所を十分に確保できる場合に適しており、室内機から近い場所に設置すると、空調効率の向上も見込めます。

屋根置き

屋根置きとは、2階以上の建物に用いられる設置方法です。
ベランダやバルコニーに十分なスペースがなく、室外機を設置するのが難しい場合に適しており、屋根に専用の台を設置して室外機を固定します。

室内機から近い場所に設置しやすいというメリットがあるものの、直射日光や雨に常時さらされてしまうことから、空調効率が低下しやすい点がデメリットです。
また、屋根への運搬料金や配管の延長費用が別途かかる点に留意しましょう。

二段架台

二段架台とは、2台の室内機を上下に並べる設置方法です。
1台分のスペースに2台設置できるため、置き場所を確保できない場合に適しています。
省スペースに設置できるのがメリットですが、下段の室外機の通気を妨げないよう、上下の隙間に注意が必要です。

壁掛

壁掛は、2階以上の部屋にベランダやバルコニーがなく、屋根にも設置できないケースに適している設置方法です。
設置場所を確保できない場合に重宝しますが、壁に十分な強度がないと専用架台を設置できません。
また、設置工事費用が高めになる点もデメリットです。

天吊

天吊とは、専用架台を用いて、室外機を軒下に吊るす設置方法です。
床に設置しないことから、空間を有効活用できるのがメリットですが、落下のリスクを伴います。

どうしても天吊でしか設置できない場合は、重量の軽い室外機を選ぶなど、安全性を考慮しましょう。

業務用エアコン「室外機」を設置する際の注意点

ここでは、業務用エアコンの室外機を設置する場所を決めるに当たり、注意しておきたいポイントを解説していきます。

室内機と離し過ぎない

室内機と室外機の距離が離れているほど、空調効率は低下します。
両者を接続する配管の長さによって空気の温度が変化し、長すぎると空調効率が落ちてしまうためです。

設置場所の状況次第では、致し方ない場合もありますが、必要な配管の長さはメーカーによって異なるため、業者に相談しながら設置場所を検討しましょう。

通気性を確保する

室外機を通気性の悪い場所に設置すると、空調効率が落ちる場合があります。
特に、夏場に通気を妨げると電力消費が増え、無駄な電気代がかかるため注意が必要です。
室外機を設置する場所は、できる限り周囲に通気を妨げるものがない場所にしましょう。

天候の影響を受ける場所に設置しない

室外機に直射日光が当たると、熱がこもって空調効率が低下します。
また、雨や雪が長時間当たり続ける環境では、室外機の劣化を早める恐れがあるため注意しましょう。
室外機を設置する場所は、屋根があり、天候の影響を受けにくい場所にすることが大切です。

室外機だけは壊れても交換できない

エアコンの交換は、室外機と室内機をセットで行うのが基本です。
つまり、室外機だけが故障しても、室内機とセットでないと交換できません。
業務用エアコンは、室内機と室外機がセットであることを前提に設計されています。
そのため、仮に互換性のある室外機と交換しても、正常に作動する保証はありません。

また、メーカーが推奨していない室外機と無理やり交換し、室内機にまで不具合が発生すると、メーカーの保証や修理を受けられない可能性があります。

業務用エアコン「室外機」の特徴 まとめ

業務用エアコンの室外機は、エアコンの心臓ともいえるコンプレッサーを搭載している重要な機器です。
設置する際は、空調効率の低下を招かないよう、適切な場所を選ぶことが大切です。

業務用エアコンを新規購入したり、買い替えたりする際には、本記事でご紹介した設置方法や注意点を把握した上で、専門業者へ相談しましょう。

業務用エアコンの販売実績が豊富な当店では、設置環境に応じた機種のご提案も可能です。
無料でお見積りもさせていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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