パロマとリンナイはどっちがいい?ビルトインガスコンロの違いと選び方
ビルトインガスコンロを交換する際、「パロマ」と「リンナイ」のどちらを選ぶべきか迷う方もいるでしょう。
どちらも国内で広く知られているガス機器メーカーですが、価格帯や調理機能、お手入れ性やデザインなどに違いがあります。
交換費用を優先する場合はパロマのスタンダードモデルが候補になりやすく、専用調理器具やアプリを活用した自動調理を重視する場合は、リンナイの上位モデルが有力な選択肢です。
本記事では、パロマとリンナイの違いや価格帯、おすすめ機種、選ぶ際の注意点を解説します。
パロマとリンナイのビルトインガスコンロを検討している方は、参考にしてみてください。
目次
パロマとリンナイはどっちがいい?
パロマとリンナイは、どちらも幅広い価格帯のビルトインガスコンロを展開していますが、搭載されている機能や特徴には違いがあります。
ここでは、それぞれの特徴を比較し、どのような人に向いているかを紹介します。
コスパ重視ならパロマが選びやすい
交換費用を抑えたい人には、パロマが向いています。
パロマは、スタンダードモデルから上位機種まで幅広い価格帯のビルトインガスコンロを展開しており、必要な機能や予算に合わせて選びやすい点が特徴です。
当店では、パロマのスタンダードトップを商品・基本工事費込み5万円台から取り扱っています。
多彩な自動調理機能よりも、日常的な加熱調理やグリル調理を中心に使いたい人におすすめです。
また、お手入れ性や便利機能を重視する場合は、「ウィズナ」などの上位モデルも選択肢になります。
調理機能や上位グレード重視ならリンナイが候補になる
調理機能を重視する人には、リンナイが候補になります。
上位モデルのデリシアを中心に、コンロとグリルのオート調理、専用調理器具、アプリ連携などが充実しているのが魅力です。
デリシアでは、メニューに合わせて火加減を自動調節する機能に加え、無水調理や煮物などにも対応しています。
専用調理器具のザ・ココットやココットプレートを使えば、焼く・煮る・蒸すなど、グリルを魚焼き以外の料理にも活用できるのも便利です。
また、リンナイ公式アプリ「+R RECIPE」を活用すれば、対応レシピの検索やオート調理の設定をスマートフォンで行えます。
パロマとリンナイの違い|4つのポイントで比較
パロマとリンナイの違いを比較する際は、日常で使う場面に合わせて比べることが大切です。
ここでは、調理機能・お手入れ性・安全性・天板素材の4つの視点から、それぞれの特徴を解説します。
調理機能の違い
調理機能を幅広く使いたい人にはリンナイ、日常的な自動調理を取り入れたい人にはパロマが候補です。
以下では、両メーカーのおすすめシリーズの違いを比較しました。
| メーカー | シリーズ | 主な調理機能 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| パロマ | リプラ | 温度キープ機能、自動炊飯機能、湯沸かし機能、煮もの機能 | 費用を抑えながら、基本的な便利機能も取り入れたい人 |
| リンナイ | マイトーン | 温度調節機能、炊飯機能、湯沸かし機能、ココットプレート対応 | 調理機能とデザインのバランスを重視する人 |
| パロマ | ウィズナ | 煮込み・煮もの機能、自動炊飯機能、湯沸かし機能、グリルのオートメニュー | 普段の煮物や炊飯、グリル調理を手軽にしたい人 |
| リンナイ | デリシア | コンロ・グリルのオート調理、ザ・ココット、ココットプレート、公式アプリ「+R RECIPE」との連携 | 調理の手間を減らし、幅広い料理を自動化したい人 |
費用を抑えるならリプラ、機能と見た目のバランスを求めるならマイトーンがおすすめです。
日常的な自動調理を充実させたい人はウィズナ、専用調理器具やアプリまで活用したい人はデリシアを中心に検討してみてください。
お手入れ性の違い
お手入れのしやすさは、天板だけでなく、バーナーまわりやグリル庫内まで比べることが大切です。
| メーカー | シリーズ | 主なお手入れ機能・構造 | 掃除しやすい箇所 |
|---|---|---|---|
| パロマ | リプラ | ツインシールドトップ、ハイパーガラスコートトップ | バーナーまわり、天板 |
| リンナイ | マイトーン | フラットな天板、ココットプレート対応 | 天板、グリル庫内 |
| パロマ | ウィズナ | ツインシールド構造、すっきりした天板まわり | バーナーまわり、天板 |
| リンナイ | デリシア | クリーンテクノロジー、ココットプレート | バーナーまわり、グリル庫内 |
リプラとウィズナは、煮こぼれがコンロ内部に入り込みにくい設計を採用しており、天板やバーナーまわりを掃除しやすい点が特徴です。
マイトーンとデリシアは、ココットプレートを使うことで、グリル庫内への油の飛び散りを抑えられます。
コンロまわりを掃除しやすい構造は両社にあり、グリル庫内への油の飛び散りを抑える専用調理器具も用意されています。
専用調理器具の対応状況を確認し、付属品か別売品かも含めて比較しましょう。
安全機能の違い
安全機能は、リンナイとパロマのどちらも充実しています。
ただし、機種ごとに搭載している内容が異なるため確認しておきましょう。
| メーカー | 主な安全機能 | 特徴 |
|---|---|---|
| リンナイ | 調理油過熱防止装置、立消え安全装置、焦げつき消火機能、消し忘れ消火機能、ロック機能 | 基本的な安全機能に加え、機種によって鍋なし検知や感震停止機能などを搭載 |
| パロマ | 調理油過熱防止装置、立消え安全装置、焦げつき消火機能、消し忘れ消火機能、ロック機能 | ウィズナには、消し忘れ消火までの時間を30分に短縮できる「コンロ30分消火あんしんモード」を搭載 |
パロマの「コンロ30分消火あんしんモード」は、通常120分に設定されている消し忘れ消火時間を30分に変更できる機能です。
消火までの時間を短く設定できるため、消し忘れによる火のつけっぱなしが気になる人に向いています。
なお、基本的な安全装置は両社の製品に搭載されていますが、搭載される追加機能はシリーズや型番によって異なります。
メーカー名だけで判断せず、購入候補の製品ごとに自動消火までの時間やロック方法、鍋なし検知の有無などを確認しましょう。
天板素材とデザインの違い
天板素材は見た目だけでなく、掃除のしやすさや価格にも関わる部分です。
主な違いを、以下の表にまとめました。
| 天板素材 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| ガラストップ | 光沢があり、汚れを拭き取りやすい。上位モデルに多い | デザイン性と掃除のしやすさを重視する人 |
| ガラスコート | ホーロー用鋼板にガラス質をコーティングしている | 見た目と価格のバランスを取りたい人 |
| ホーロー | 比較的価格を抑えやすい | 交換費用を優先したい人 |
パロマは、ホーローやハイパーガラスコート、クリアガラストップなど、価格帯に応じた天板を選びやすいメーカーです。
リンナイのリッセやデリシアはガラストップを採用しており、キッチンになじみやすい色やすっきりしたデザインを選べます。
費用を抑えるならホーローやガラスコート、見た目と拭き取りやすさを優先するならガラストップを中心に比較してみましょう。
価格で選ぶならパロマとリンナイのどっちがいい?
ここでは、パロマとリンナイのグレード別価格から違いを見ていきます。
スタンダードグレード
スタンダードグレードは、多彩なオート調理機能よりも、交換費用と基本性能を重視する人に向いています。
当店で取り扱っている工事費込み価格の例は、以下のとおりです。
| メーカー | シリーズ例 | 工事費込み価格の目安 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| パロマ | スタンダードタイプ | 5万円台〜 | ホーロートップ、無水片面焼きグリルなどの基本機能 |
| リンナイ | メタルトップ | 8万円台〜 | シンプルな天板と基本的な安全・グリル機能 |
上記は、あくまで目安です。
実際の価格は、ガス種や型番によって変わります。
ミドルグレード
ミドルグレードは価格を抑えながらも、調理機能やデザイン性も重視したい人におすすめです。
| メーカー | シリーズ | 工事費込み価格の目安 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| パロマ | ウィズナ | 10万円台〜 | 煮込み・炊飯・湯沸かしなど、日常調理を支える機能が充実 |
| リンナイ | マイトーン | 10万円台〜 | 天板素材やカラーを選びやすく、基本機能とデザインのバランスがよい |
煮物や炊飯などにコンロを活用したいならウィズナ、キッチンに合う天板カラーやデザインを重視する人にはマイトーンが向いています。
価格帯が同じであれば、使いたい調理機能と見た目のどちらを優先するかで選ぶと良いでしょう。
ハイグレード
ハイグレードは、価格よりも調理機能やデザイン性、お手入れのしやすさを重視する人におすすめです。
| メーカー | シリーズ | 工事費込み価格の目安 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| パロマ | フェイシスグランド | 17万円台~ | グリルの煙やニオイを抑えるスモークカットグリル |
| リンナイ | デリシア | 17万円台~ | コンロ・グリルのオート調理、専用調理器具、アプリ連携 |
煙やニオイを抑えてグリルを使いたい人はフェイシスグランド、幅広い調理を自動化したい人はデリシアが候補です。
価格だけでなく、実際に使いたい機能や付属する調理器具も比べて選びましょう。
パロマとリンナイからビルトインガスコンロを選ぶ際の注意点
既存のガスオーブンを残す場合は、コンロだけを自由に別メーカーへ変更できない場合があります。
購入後に設置できないトラブルにならないように、注意点を押さえておきましょう。
ガスオーブンを残す場合は、原則として同じメーカーを選ぶ
ガスオーブンを残してビルトインガスコンロだけ交換する場合は、原則として現在のオーブンと同じメーカーのコンロを選ぶことが重要です。
コンロとオーブンは、排気口やガス配管、接続部材でつながっています。
メーカーが異なると位置や接続方法が合わず、取り付けできるとは限りません。
商品を決める前に、オーブン本体や取扱説明書でメーカーと型番を確認しておきましょう。
コンロとオーブンを同時交換するならメーカー変更も選択肢になる
コンロとガスオーブンを同時に交換する場合は、同じメーカーの製品でそろえることで、接続部材や設置条件の確認がしやすくなります。
一方で、現在パロマを使用している家庭でも、コンロとオーブンをまとめて交換する場合はリンナイへ変更するなど、別メーカーを選択できるケースもあります。
反対に、リンナイからパロマへの切り替えも可能です。
ただし、既存設備の状態や設置スペース、配管の状況によっては、安全基準を満たすために延長配管工事などの追加費用が発生する場合があります。
パロマ・リンナイのビルトインガスコンロおすすめ4選
パロマとリンナイは、価格を抑えたモデルから調理機能を充実させた上位機種まで、豊富なラインナップから選べるのが魅力のひとつです。
ここでは、両メーカーの代表的な4シリーズを紹介します。
パロマ repla(リプラ)|費用を抑えて基本機能を重視したい人向け
パロマのリプラは、交換費用を抑えつつ、日常で使いやすい機能を取り入れたい人におすすめのビルトインガスコンロです。
当店では、工事セットで7万円台からご案内しています。
無水両面焼きグリルや温度キープ機能、炊飯機能などを備えており、基本的な機能に加えて調理の使い勝手も重視したい方に向いているシリーズです。
上位モデルほど多彩なオート調理機能は必要ないものの、基本性能と価格のバランスを重視したい人に適しています。
リンナイ Mytone(マイトーン)|基本機能とデザインのバランスを重視したい人向け
リンナイのマイトーンは、調理機能とデザインのバランスを重視する人に向いているビルトインガスコンロです。
ガラストップやパールクリスタルなどの天板素材と複数のカラーが用意されており、キッチンの雰囲気に合わせて選べます。
湯沸かし機能や煮物機能、炊飯機能、温度調節機能など、日常の調理をサポートする機能を搭載しています。
また、料理に合わせた火加減の自動調節や、煮物調理で設定時間後に自動消火する機能も備えています。
当店では、商品と基本工事を含むセットを10万円台からご案内しています。
パロマ WITHNA(ウィズナ)|価格と便利機能のバランスを取りたい人向け
パロマのウィズナは、調理機能とお手入れ性のバランスを重視する人におすすめのビルトインガスコンロです。
当店では、商品と基本工事を含むセットを10万円台からご案内しています。
温度キープ機能や自動炊飯機能、湯沸かし機能に加え、煮込み・煮もの機能も搭載しています。
また、無水両面焼きグリルやグリルのオートメニュー機能にも対応しており、日々の調理を効率化できる点が特徴です。
多彩なアプリ連携までは必要なくても、コンロを活用して料理の手間を減らしたい人に適しています。
リンナイ DELICIA(デリシア)|調理機能や上位グレードを重視したい人向け
リンナイのデリシアは、コンロとグリルを幅広い料理に活用したい人向けの上位モデルです。
当店では、商品と基本工事を含むセットを17万円台からご案内しています。
コンロ・グリルのオート調理に対応しており、メニューに合わせた加熱から消火まで自動で行えるのが特徴です。
専用調理器具のザ・ココットやココットプレートが付属しているモデルでは、焼き物や煮物、蒸し物、無水調理、ノンフライ調理、揚げ物の温め直しなど、幅広い調理に対応できます。
また、公式アプリ「+R RECIPE」と連携すれば、スマートフォンで対応レシピを選択してオート調理を設定できます。
料理の手間を減らしながら献立の幅を広げたい人や、グリルを魚焼き以外にも活用したい人におすすめです。
パロマとリンナイどっちがいいかで迷ったら工事費込み価格と保証も比較しよう
パロマとリンナイで迷ったときは、本体価格だけでなく、工事費や保証を含む総額で比較しましょう。
本体の価格表示が安くても、工事費が別途かかる場合も少なくありません。
また、設置後の不具合に備えて付帯している保証内容を確認しておくことも大切です。
当店では、ビルトインガスコンロ本体と基本工事費を含めた価格でご案内しています。
さらに、商品3年保証と工事10年保証が無料です。
設置後の保証も含めてビルトインガスコンロの交換を検討したい場合は、当店にお問い合わせください。
パロマとリンナイはどっちがいい?ビルトインガスコンロの違いと選び方 まとめ
ビルトインガスコンロを選ぶ際に、パロマとリンナイのどちらを選ぶべきか、予算や使いたい機能によって変わります。
コスパを重視するならパロマ、調理機能やデザイン性までこだわるならリンナイがおすすめです。
ただし、価格だけでなく、お手入れしやすさや安全機能、天板素材、既存ガスオーブンとの組み合わせなども確認しておきましょう。
当店のホームページでは、パロマ・リンナイのビルトインガスコンロを工事費込み価格で比較できます。
ビルトインガスコンロの交換を検討しているなら、施工実績117万件の当店にご相談ください。
ビルトインガスコンロの寿命は、一般的に8〜10年程度が目安です。
ただし、点火しにくい、火力が調整できない、ガス臭がする、炎の色が青くないなどの症状がある場合は、使用年数だけで判断せず、早めに点検や交換を検討する必要があります。
保証期間内で年式が新しい場合は修理も選択肢になりますが、10年前後使っている場合や複数の不具合が出ている場合は、早めに交換を検討するのがおすすめです。
ビルトインガスコンロの工事実績117万件を超える当店では、商品3年保証・工事10年保証にも対応しています。
寿命による買い替えを検討している方はぜひご検討ください。








